2021年11月18日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
ところで、居住者の中には、協力したくてもなかなかできない方もいらっしゃいます。
高齢の一人暮らしの方に、「事前に工事個所の家具等を移動しておいてください。」といっても、なかなかできません。
また、深夜勤務の警備業や看護師さんから、「昼間は寝ているので工事をしないでほしい」と言われることもあります。
こうした個別の事情にもきめ細かく対応する必要があるのです。
冒頭に申し上げた通り、今回は技術的なことは全て割愛し、工事に対する管理組合の運営ノウハウを中心に書かせていただきました。
給排水管の更新工事に関して申し上げると、工事自体はさほど高い技術水準を必要とするものではありません。
技術の進歩により、最近の材料は耐久性も高く施工もやりやすくなっています。しかし、工事を円滑に進めるためにやらなければならない事前の準備や居住者に対する配慮は、管理組合が主体となって進めていかないと良い結果は期待できません。
これから給排水管の更新工事をなさる管理組合はぜひご参考にしていただければと思います。
よろしければ、お客様インタビューもご覧ください。
▼給排水管全面更新工事コンサルティングのお客様インタビュー
当団地初の給排水管更新工事は2年に及び、とにかく大変で(笑)家内からは「いい加減に」と・・・
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