2016年03月02日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
そのような中で、管理組合自身で信頼できるかどうか見抜くことができないのであれば、以下のことに注意していただければと思います。
また、「もしかしたら談合が行われたのではないか。」という不信感がある場合は、大規模修繕工事を進めることを一旦中断してでも、自分たちが納得いくまで調査や確認をすることです。大規模修繕工事は、季節の影響を受けやすいので着工時期が概ね決まっています。(3月や9月に着工することが多い。)つまり、適当な実施時期を逃すと、次は6か月後になる場合もありますが、それでもみんなの貴重なお金を無駄にしないためにも勇気をもって検証することが大切だと思います。
いかがでしたか。
今回は、重松マンション管理事務所に寄せられる相談の中から大規模修繕工事に関してお届けしましたが、行政等が主催するセミナーではなかなか話すことができない内容が多く含まれています。私もサラリーマン時代は長く建設業界にいましたのであまり批判的なことは書きたくないのですが・・・みなさんが大金をはたいて購入したマンションに少しでも長く快適に暮らしていけるために、そのための大規模修繕工事を、無駄なお金を使うことなく少しでもうまく実施できるように、改めて書かせていただきました。
これから大規模修繕工事を計画している管理組合にとって、少しでもご参考にしていただければ幸いです。
また、ご興味があれば、過去に書いた記事もご覧ください。
マンション大規模修繕工事における談合の実態について
大規模修繕工事等の設計コンサルタントの選定について
マンション管理士 重松秀士の 『マンションサポート・ドットコム』(PC版)
重松マンション管理士事務所(PC版)
重松マンション管理士事務所
〒260-0022 千葉市中央区神明町13-2-104
TEL:043-242-0192/FAX:043-244-9094
Powered by
MT4i 3.0.5