1.マンションて?の防災活動のすゝめ【風水害への対応編】 [マンション管理士 業務日誌]

2022年09月21日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士


< ページ移動: 1 2 3 4 5 6 7 8 >

止水板の中でも、工事が必要なものから工事不要の脱着タイプまで様々な種類がありますが、浸水被害から守る箇所により、止水性能(止水等級)を検討します。

また、止水等級には6段階あり、電気設備のようにわずかの浸水でも停電になる可能性がある場合には、止水性能のよい(止水等級の高い)止水設備が必要となります。

【表1】土のう、水のうと止水板の機能比較
土のう・水のう 止水板
メリット
  • 工事が必要なく設置できる

<画像:【イラスト】土のう>

  • 比較的容易に設置できる
  • 設置の際の人手は比較的少ない
  • 土のうなどより、止水性能に優る
  • 何度でも再使用が可能
デメリット
  • 設置に時間と手間を要する
  • 止水性能に劣る
    ※実際の性能は止水等級1以下
  • 隙間から漏水がある
  • 浸水で流される危険性がある
  • 平常時の保管場所が必要
  • 準備(設置)に費用がかかる
  • 設置工事が必要な場合がある

【表2】浸水防止用設備の例
(出典:「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」国土交通省/経済産業省)

脱着型の浸水防止用設備の例
写真 <画像:【写真】土嚢> <画像:【写真】脱着式(単一構造)の浸水防止用設備> <画像:【写真】脱着式(連続構造)の浸水防止用設備> <画像:【写真】シート式の浸水防止用設備>
種類 土嚢式 脱着式
単一構造
脱着式

< ページ移動: 1 2 3 4 5 6 7 8 >

1/373

次の記事へ >

『 お知らせ&日記(ブログ)』トップに戻る
サイトマップ

マンション管理士 重松秀士の 『マンションサポート・ドットコム』(PC版)
重松マンション管理士事務所(PC版)

重松マンション管理士事務所
〒260-0022 千葉市中央区神明町13-2-104
TEL:043-242-0192/FAX:043-244-9094

Powered by
MT4i 3.0.5

携帯アクセス解析