2022年03月12日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
私が所属しているプロナーズの顧問弁護士に相談したところ、
との助言がありましたが、結論としては、訴訟等をやるよりは双方で話し合うしかないという内容でした。
前述の見解・助言を参考に管理会社に再度契約の一部を延長するよう申し入れましたが、管理会社の回答は変わらず「NO」でした。
理事会はこれ以上の話し合いは時間の無駄と判断し、次の管理会社を選定する作業に入ることにしました。
<画像:【イラスト】見積取得〜面談>まずはマンションのグレードやコスト競争力などを考慮し、大手と準大手の中から複数社をピックアップして見積もりを依頼することにしました。
大急ぎで共通仕様書や見積要項書を作成、現地下見と質疑回答を経て見積書を取得。
金額や提出資料、提案内容などを考慮して契約先候補1社を絞り込みました。
本来ならば、1社に絞り込む前に複数社からプレゼンテーションを受けた後に本命の1社に絞り込むのですが、残念ながら今回はそこまでの時間はとれませんでした。
理事会は、絞り込んだ1社からプレゼンテーションを受け、フロント担当者とも面談して大きな問題はなさそうなので内定とし、説明会及び臨時総会に諮ることとしました。
メールで契約解除通知を受け取ってから、ここまで約1か月半。
次期管理会社を内定するまでに至りました。
理事会では、本件に関する協議・意見交換をほぼ毎日のように実施していましたので、当時の苦労(苦悩)は、計り知れないものだったと思います。
<画像:【イラスト】オンライン住民説明会>次は、組合員に対する説明会の開催です。
事案が重大な案件だけに、事情を組合員に説明し、臨時総会開催への理解を求めることが主な趣旨です。
理事会と管理会社で説明会資料を作成し、コロナ禍を考慮しオンライン形式で実施しました。
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