13.【レポート】UR(都市再生機構)八王子研究所の特別公開 [建築・設備などのハード分野]

2007年06月01日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士


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季節の建物で実施する際は、重量の問題や根が躯体に及ぼす影響、パラペット周辺の納まりなどいろいろと考慮して実施する必要がありますが、屋上に緑があるのはとても心が和みます。


<画像:>URの専門の職員による説明を聞いています。


<画像:>コンクリートの病気1(問題点)
「中性化」
赤くなっている部分は正常な部分でアルカリ性の状態です。白い部分は中性化が進行している状態で、中の鉄筋が腐食して鉄筋コンクリート本来の強度が維持できなくなります。


<画像:>コンクリートの病気2(問題点)「鉄筋の錆」
コンクリートの割れ目などから入ってきた水分が中の鉄筋と反応して錆が発生し、最後はコンクリートを押し出して破損している状態です。
「爆裂」が発生する要因です。


<画像:>給水管の材料を年代ごとに紹介しているサンプルです。


<画像:>1980年ごろまでは鉄製鋼管(白ガス管)を使っていたところが多かったのですが、それ以降は直管部分は塩ビ樹脂コーティングが一般的となってきました。
最近は継手の腐食を防止するための「管端コア」も普及しています。


<画像:>最新タイプの給水管です。
材質はプラスチック(ポリスチレン)で、恐らく30年以上は交換不要といわれています。


<画像:>今度は「SI住宅」をテーマにした部屋です。
スケルトン(躯体)の状態で引き渡されますので、中のレイアウト等は自由に実施できますが、配管スペースや排水勾配の確保には床下のスペースは欠かせません。


<画像:>床下に給水、排水の配管をまとめた例です。


<画像:>URが研究している「雨水処理システム」の模型です。
敷地内に降った雨は、なるべく早く浸透させて、貯水や散水、ビオトープの水源等に利用します。


<画像:>一緒にお勉強に行った財団法人マンション管理センターの主席研究員廣田信子先生
この日は午後から目いっぱい見学してさすがに少々疲れました。
自然素材を生かした部屋で一休み。この部屋は、和紙、木材、繊維などをふんだんに使用してリラックスできる部屋です。マンションにあればとても贅沢に感じました。
このあと、最終便のシャトルバスで帰りました。


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