2007年12月20日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
現在複数の顧問先で管理規約の改正作業を行っていますが、その中で開口部改良工事に関する細則を作成する必要があり実施しています。
私も建築関係の業務が長いので建築に関する知識は一通りありますが、建具それも改修工事に関してはほとんど知識がありませんでした。
今回、開口部改良工事細則を作成するに当たりどうしてもアルミサッシ交換工事のイメージをつかんでおきたかったので私がマンション管理センターにお世話になっていた頃から知り合いの三協立山アルミ株式会社の方に無理をお願いして適当な現場を見学させていただきました。
都内のマンションで築30年、戸数は約100戸です。
工事は朝から開始して、終了したのはお昼頃でした。
居住者の方が住んでいる状態での工事なので、工事時間は短いほど助かります。
この日は特別になれた職人さんが工事をされたので極めてスムースに実施されましたが、一般的には1日作業と考えた方がよさそうです。
しかし、既存の窓枠を残したまま工事できる工法(カバー工法)なので、比較的簡単でした。
品質管理のポイントをメーカーの方に聞くと、やはり工事を行う職人さんと現場監督の実力が大きく影響するとのことでした。
特に施工に際しては、サッシメーカーが指定する工事店を使うと間違いないそうです。
その場合の施工後の保証については「保証期間2年、更に雨水の浸入に関しては10年間」となっていました。
既存のアルミサッシです。この状態で残します。 外側のレールを切り取った後が見えます。 | 一番最初に下の下地をつけます。 |
水準器を使いながら水平に下地を固定します。 | 更に下端の下地をつけていきます。 |
ビスの周囲から白く見えるのは、下地調整 次の記事へ > < 前の記事へ 『 コラム:管理組合通信』トップに戻る サイトマップ
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