2004年11月14日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
マンション管理士の位置づけがよくわかりません。
弁護士や建築士に頼めばよいのではないでしょうか。
マンション管理ではいろいろな問題が発生します。例えば駐車違反を繰り返す居住者がいた場合、すぐに弁護士や警察に相談されるでしょうか? 長期修繕計画を見直すときに、すぐに1級建築士に相談されるでしょうか? おそらく、そんなことはされずに最初は身近な人に相談するのではないでしょうか。
弁護士や建築士などの専門家に依頼するには時期尚早な場合もありますし、専門家では費用がかかりすぎる、管理会社に依頼するには費用や時間がかかりすぎる、居住者で解決しようとすれば知識や時間、利害関係が絡む、など数多くの問題が存在します。
また、「マンション管理問題」は、単に法律のみ又は技術のみで解決できない問題がとても多く存在します。各分野の専門家は其の分野の専門家であり他の分野に必ず詳しいとは限りません。
たとえば専有部分のリフォームに関する規約改訂だけなら弁護士などでもできますが、私なら更に「使用する建材とシックハウスの問題」や「管理組合として付保しておく総合保険との関連」なども一緒に考え、「リフォームに関する規約改訂」という表面的な部分だけではない部分もご提案することが可能です。
ですが、より専門的な部分になればもちろん専門家が必要になる場合もあります。そうした部分も含めてご判断いただくか、適切な場合に適切な専門家への依頼の判断が出来るマンション管理士であればきっとよい結果になると思います。
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