75.第2章 マンション管理士資格取得に向け勉強開始! [マンション管理士への道]

2004年12月01日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士


< ページ移動: 1 2 >

第二弾です。
いよいよマンション管理士の資格取得に向けて勉強を開始いたしました。
しかし、いろいろちんぷんかんぷんで…???

正直、「マンション管理士」と「管理業務主任者」の区別がつきませんでした...

 学校に問合せていろいろ説明を受けました。しかし「マンション管理士」と「管理業務主任者」の区別が何回説明を受けてもわかリませんでした。

このときの私はこの程度だったのです。それでもなんとなくこの資格に興味を持ちました。なぜかと言うと30年もマンション暮らしをしているので理解できるのですが、マンションには一戸建てとは違う便利さや快適さもたくさんある反面、逆に問題点も多くあることを自分なりに感じていたからです。

「みんなで話し合って仲良くやっていく」 ことができれば何の問題もないのですが、いろいろな考え方の人がいて、自分がいくら善意でやっていても誤解を受けたりして途中でやっているのがいやになったことがたくさんあったからです。
こんな問題を解決するのがマンション管理士なのかな?と思ったりしました。

「とにかく初回の試験はやさしいので、この機会に資格取得をしておくほうが有利ですよ。」と何回もいわれ取り敢えず一番回数が少なくて安いコースの案内を送って貰うことにしました。
「当学校のコースで勉強したら合格間違いない」という内容の案内です。

どうです?やっぱり胡散臭いでしょう?普通ならここで案内書はゴミ箱に消えるのですがなぜか私は申し込む気になったのです。理由は今でもはっきりわかりません。

その後、申し込んでお金を振り込むと早速テキストを送ってきてくれました。
文字がとても多くてとっつきにくい感じがしましたがなぜか自分でも新鮮な気持ちになって行くのが分かりました。
うまく言い表せないのですが、ずいぶん昔、小学校に入学した時に新しい教科書を貰った時のような気分でした。
みなさんもこのときの気持ちを今でも心地よく、懐かしく思っている人が多いと思います。
さあ、いよいよ勉強開始です。

とても眠たかった講義

 8月から月に2回のペースで講習会に通うことになりました。なるべく土日の日程を申し込んで会社の業務に支障をきたさないようにしたのですが、時々は平日のコースしか取れないこともあり、休暇とサボりをうまく使い分けて絶対に授業料を無駄にしないようにしました。
そうです、合格することは当然として考えていたので、真っ先に経済的観念が働いたのです。

しかし、この講義が結構面白くありませんでした。
マンション管理適正化法」の解説や聞いたこともない「区分所有法」の説明ばかりです。前にも申し上げたように自分は長年マンションに暮らして結構いろいろなことも経験しているのでルールなどは理解していたつもりだったのですが実はこのような法律の下で成り立っていたなどは考えたこともなかったからです。

今から考えれば実は講師はこの世界でも有名な先生で、その先生から授業を受けられることは本当は光栄なことだったらしいのです。
でも、私はそんなことは全く分からないので「へぼ先生」と思っていました。先生ごめんなさい。

 講義は眠たくなることばかりでしたがそれでも自分の常識とは違った内容の話のときはとても興味を引きました。
例えばベランダを勝手に改造してはいけないことくらいは知っていましたが、まさか玄関のドアが自分のものではなく組合の所有物というか全員の共有物であるなどといわれては信じられませんでした。
いかがですか?みなさんもたぶんそうではないかと思います。
「どうして俺の玄関ドアが隣の親父と共有なんだ!」と不思議に思うのは私だけではないはずです。

< ページ移動: 1 2 >

75/76

次の記事へ >
< 前の記事へ

『 実録!マンション管理』トップに戻る
サイトマップ

マンション管理士 重松秀士の 『マンションサポート・ドットコム』(PC版)
重松マンション管理士事務所(PC版)

重松マンション管理士事務所
〒260-0022 千葉市中央区神明町13-2-104
TEL:043-242-0192/FAX:043-244-9094

Powered by
MT4i 3.0.5

携帯アクセス解析