2005年05月01日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
・相談したいのは都内に所有するマンション
・20年以上前に税金対策として購入し今も賃貸に出している。
・所有者と管理会社の関係がうまく行かず、管理会社が正式に「管理を降りる」といって管理委託契約の解約通知書を送ってきた。
・物件は都内1等地に1980年代に建設された自称?高級マンション。
・最近、地下鉄の駅が近所にできて抜群の環境。
・管理会社とは以前から管理費の額や値上げの話でもめていた。
・区分所有者のほとんどが投資用(賃貸用)として購入
こんな感じです。そして実際に居住している区分所有者はわずか1名のみとのことでした。
皆さんはこんなマンションがあること自体理解しにくいかもしれませんが、典型的な投資型マンションとはこのようなものなのです。そのほかにリゾート型マンションというのもあります。
結局北村氏もマンションの実態が分からないまま無関心を続けてこのようなことになってしまったことを反省していました。
「管理会社がいなくなったらどうなってしまうのだろう?」と北村氏はいいます。
皆さん想像したことがおありですか? 管理会社がいなくなると「掃除」「ごみ処理」が最初に困ります。そして通路の電球が切れたら…?など考えたら不安になります。
そして当然賃借人から苦情が入ることは目に見えています。
このままではすまないので北村氏も何かしらの行動を起こさなければならなかったのです。
(つづく)
マンション管理士 重松秀士の 『マンションサポート・ドットコム』(PC版)
重松マンション管理士事務所(PC版)
重松マンション管理士事務所
〒260-0022 千葉市中央区神明町13-2-104
TEL:043-242-0192/FAX:043-244-9094
Powered by
MT4i 3.0.5