28.第14章 待ちに待った入札結果 [区分所有法第59条競売大作戦]

2007年06月08日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士


入札日から1週間後が開札日です。
開札とは、入札参加者立会いのうえ、入札結果を発表する日です。
私達利害関係者は会場に入ることができるかは事前に確認しませんでしたが、当日は私も別に打合せが入っていたので、裁判所にはいきませんでした。
そして、その日から更に1週間後が「売却決定期日」です。
私は、売却決定期日の翌日に裁判所に確認に行きました。
不動産競売の受付に行くと、「閲覧室」にいけば分かるといわれました。
そして閲覧室には、テーブルとホワイトボードそして有料コピー機がいくつか置かれ、ホワイトボードのフックに無造作に開札結果や売却許可決定に関する製本がつるしてありました。
開札日や売却許可決定日が分かれば、該当する製本を取り出して閲覧することができます。
特に目次等はありませんでしたが、事件番号が分かっていたので何冊目かですぐに当該物件の情報を発見することは可能でした。
私は、「売却許可決定」をコピーして持ち帰り、山田理事長に報告しました。
今後は、落札者が残金払い込み等の手続きを完了し、住戸内のリフォーム等を済ませたら、転売を計画すると思います。
私達は、そのときに次期区分所有者から債権の全額を清算してもらう予定で今しばらく待つことにしました。…(つづく)

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