2007年10月08日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
落札した不動産業者に、管理費等と高額な遅延損害金の明細を記載した「催告書」を配達証明郵便で送っていましたが、送達して3日ほどでその業者から電話連絡がありました。
内容は
でした。私は、当管理組合が抱える事情を率直に話し、従来から遅延損害金の減免は一切やっていないことを話して、先方の社長さんに理解を求めました。
数回の電話のやり取りの後、落札した社長さんも事情を理解してくれて、規定どおり支払うので請求書を送ってくださいと連絡がありました。
そして月末に支払をする旨の確認の電話があり、当方の請求どおりの金額が入金されていることが確認できたのです。
滞納が始まってからは4年程度、区分所有法第59条による競売を決議してからはちょうど2年ととても長い道のりでしたが、現在も行方不明になっている前区分所有者が滞納した100万円近い金額を全て回収することに成功しました。
何も手を打たずにあのまま放置していたら、今頃は時効の心配をしていたかもしれませんし、大変なことになっていました。
山田理事長と「やっと成し遂げた」という安堵感に浸りながら本事件は解決しました。
長い間ご愛読いただいた「区分所有法第59条競売大作戦」は今回を持って終了します。
どうもありがとうございました。・・・(おわり)
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