16.「自宅マンション大規模修繕工事の記録」〜第7章 施工会社の決定〜 [自宅マンション大規模修繕工事の記録]

2009年09月05日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士


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ですから、現場監督予定者の話し方や人柄を判断して「この人が良さそう!」というのも意外と大きな選定材料となります。
今回のプレゼンテーションの司会は、工事監理を行う設計事務所に担当してもらいました。
設計事務所からの質問に関しては、私も事前に内容を打ち合わせしておきます。
私や設計事務所がおこなう質問は、一般居住者の質問事項とは当然に異なりますが、、、
・仕様書や、見積書からはなかなか読み取りにくい「共通仮設」の、内訳の確認(特に安全対策や廃棄物処理)
・工事管理や検査に関する体制の確認、設計事務所との役割分担の確認
・実数精算工事項目の、精算方法の確認
・他社と比較して異常に安い、又は高い工事項目の内容確認
など、プレゼンテーション資料には書いていない部分です。

3社のプレゼンテーションが終了したのち、各社から提出を受けた最終見積金額の入った封筒を開封して、修繕委員会と理事会で協議しました。
最終判断は、理事会で行いますが、私のマンションの工事内容に対する理解度や、事前の下見の状況、そして最終価格から判断し、1社に内定しました。
管理組合が予定していた金額内に十分に納まり、また、設計価格の70%以下で発注することが可能となり、修繕委員会はほっとしています。
次は、臨時総会を経ていよいよ発注手続に入ります。

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