2005年05月29日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
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前回お話しました南房総リゾートマンションでの大規模修繕工事コンサルティングの模様ですが、今日は「外壁下地の状況検査」と「外壁塗装の塗料塗布量検査」です。
どうですか?
普段は見られないまじめな顔で実施しているでしょう。
このようにして検査に立ち会った後、管理組合に対して工事の進捗状況や検査の実施状況を報告します。
パルハンマーを使ってタイルの浮き(剥離)状況を確認しています。
「エポキシ注入ピンニング工法」といって、剥離したタイルの裏面にエポキシ樹脂を注入して接着し、タイルが剥落してこないようにします。
見積段階では足場がありませんので数量は概算で契約しますが、足場がかかった後にこうして実数を把握し、最終的には増減精算をします。
ブルーのテープで囲んである部分がタイルが浮いている箇所です。
パルハンマーで叩いて(実際には擦るようにして使用します)見ると、正常な部分と浮いている部分はすぐ分かります。
約1?のエリアに20箇所前後の穴を開けてエポキシ樹脂を注入しています。
これは塗料の塗布量検査です。
仕様書に記載された塗料を使い、施工要領書のとおりに施工してきちんと仕様書どおりの塗布量が確保されているかを検査します。
「下塗り」、「中塗り」、「上塗り」の各工程全てチェックします。
施工前と施工後の塗料の重量を測り、どれだけ使用したかを確認します。
計算しやすいように、テスト面は1メートル×1メートルとし、?あたりの使用料を確認します。
この日の検査では、仕様書に記載されている使用料がきちんと確保されていることが確認されました。
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※「大規模修繕工事コンサルティング」に関する詳しい内容や当事務所の考え方などは、私のマンション管理士事務所 ホームページや特別ページをご覧下さい。
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