2004年11月11日 by 重松マンション管理士事務所所長・マンション管理士 重松秀士
あまり必要性を感じないのですが...
「マンションの資産価値を維持し、街のスラム化を防ぎ、適正なマンション管理を行う」ことを目的として「マンション管理適正化法」が施行されマンション管理士が誕生しました。歴史としては3年前です。
欧米ではかなり古くから「集合住宅」の販売や維持管理に関して国や州が積極的に取り組んでいましたが、我が国が「マンション問題」に真剣に取り組み始めたのはごく最近です。昭和40年代に完成したマンションの老朽化から来るスラム化問題や、昨今各種メディアでも取り上げられているような一部の悪徳管理会社による多額の金銭にかかわる事件などが発端です。
しかし、欧米ではかなり古くから「集合住宅」の販売や維持管理に関しては国や州が積極的に取り組み、日本とは比較にならない指導や規制を行っています。マンション管理に関する専門職がマンションの管理者(理事長)に就任する例がたくさんあります。日本と欧米では国の事情や国民の意識の違いなどがあり一概には言えませんが、いずれ日本も欧米の「集合住宅先進国」を見習い「マンション問題」は完全な「都市計画」としてマンション管理士制度とともに定着していくと思います。
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